法人口座を開設するには？口座開設しやすい銀行は？

2022年10月7日

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法人登記を行った後は、法人口座を作成する必要があります。

「法人は法人口座でなければならない」という決まりがあるわけではありませんが、法人なのに個人口座というのは、信用度を落とす原因になりかねません。

しかし、法人口座を作ろうとしても、すぐに作れるものではないのです。

そこで今回は、法人口座を開設する方法や、開設しやすい銀行について解説します。

法人口座開設は審査に落ちる可能性が高い

個人の口座ももちろんですが、法人口座を作成する際にも審査があります。

それぞれを比べると、法人口座の方が審査に落ちる可能性が高いです。

とくに平成20年3月から施行された「犯罪収益移転防止法」により、法人口座の開設は難しくなりました。

具体的にネックになるポイントというのは、以下のとおり。

資本金の額が小さい
固定電話がない
オフィスの実態がない
公式サイトがない
取引履歴が確認できない
事業内容が不明瞭
代表者の経歴

資本金や取引が少ない場合は、事業開始後しばらく経過してから口座開設を申し込むと良いでしょう。

バーチャルオフィスやレンタルオフィスでは法人口座は開設できない？

バーチャルオフィスやレンタルオフィスは、法人口座開設においてマイナスに働きます。

自社のオフィスを持っている方が、当然信頼度は上がります。

しかし、必ずしも口座開設できないわけではありません。

弊社ライズオフィスのバーチャルオフィスやレンタルオフィスであれば、銀行口座の作成も可能です。（銀行による）

法人口座を開設できる銀行の種類

法人口座と一重に言っても、開設できる銀行にはいくつかの種類があります。

都市銀行（メガバンク）
地方銀行
信用金庫
ネット銀行
ゆうちょ銀行

金融機関それぞれのメリットデメリットを以下で解説するので、法人口座を開設する際の参考にしてください。

都市銀行

都市銀行（メガバンク）は、大手の銀行です。

日本では「みずほ銀行」「三菱UFJ銀行」「三井住友銀行」が、三大メガバンクと呼ばれています。

メガバンクで法人口座を開設するメリットデメリットは、以下のとおりです。

メリット	デメリット
・会社の信用力が上がる・高額な融資に対応・全国どこでも支店がある・海外送金にも対応	・審査が厳しい・口座維持手数料が高額

地方銀行

地方銀行は、地元にあるような「千葉銀行」や「静岡銀行」などを指します。

メガバンクよりも審査がゆるい傾向であるため、新規法人口座開設の場合は、地方銀行を選ぶ会社が多いです。

地方銀行で法人口座を開設するメリットデメリットは、以下のとおり。

メリット	デメリット
・地域の繋がりができる・メガバンクと比べて親身に相談に乗ってもらえる	・他地方で取り扱えない・金利が若干高い・高額融資に時間がかかる

信用金庫

信用金庫は、地域の繁栄を目的としている金融機関で「さやか信用金庫」などがあります。

都市銀行と比べると審査がゆるい傾向にあるので、信用金庫で法人口座を開設する企業も多いです。

信用金庫で法人口座を開設するメリットデメリットは以下のとおり。

メリット	デメリット
・事業の伸びしろで融資を検討してもらえる・返済の相談にのってくれやすい・法人口座を開設しやすい	・金利が比較的高い・従業員が300人以上または資本金が9億を超えると脱退しなければいけない

ネット銀行

ネット銀行は、店舗を持たないネット上で運営している銀行で「楽天銀行」や「ソニー銀行」などがあります。

銀行のなかでも審査がゆるいと言われているので、新規法人口座としておすすめです。

ネット銀行で法人口座を開設するメリットは、以下のとおり。

メリット	デメリット
・24時間インターネット上で振込・決済が可能・口座維持手数料がかからない・振込手数料が安い・預金金利が比較的高い	・信頼度が低い・窓口での相談業務がない

ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行は、最も法人口座を開設しやすいです。

ゆうちょ銀行で法人口座を開設するメリットデメリットは以下のとおり。

メリット	デメリット
・口座維持手数料無料・現金の引き出し無料・ゆうちょ銀行への振り込み無料・法人税の電子納税に対応	・中小企業倒産防止組合の口座に使えない・社会保険の引き落としに対応していない・1300万円を超える預金ができない

銀行口座開設のためにもオフィス選びを考えておきましょう

法人銀行口座を開設するには、オフィス選びから重視する必要があります。

レンタルオフィスやバーチャルオフィスでは法人口座を開設しづらい傾向があるので、注意してください。

しかし、弊社ライズオフィスのレンタルオフィスやバーチャルオフィスでは、銀行口座の開設が可能です。

ぜひ法人成りをする際には、弊社をご活用ください。

また、口座の開設方法については、コチラの記事でも解説しているので参考にしてください。

	レンタルオフィス	バーチャルオフィス
初期費用	0円	0円
月額費用	25,300円～	2,750円～
住所	港区青山・港区赤坂・港区麻布・渋谷区渋谷・西新宿	港区青山・港区麻布・渋谷区渋谷・千代田区飯田橋・西新宿
法人登記	可	可
資金調達	可	融資は一部可
許認可免許取得	可	不可
銀行口座作成	可	可
審査から契約まで	最短3営業日	最短3営業日